『カメ止め』副音声での撮影裏話に映画ファン歓喜 「ワンカット撮影は6テイク目を採用」

『金曜ロードSHOW』で大ヒット映画『カメラを止めるな!』を放送。副音声で語られた撮影裏話に歓喜の声が殺到している…

カメラを止めるな、上田慎一郎監督、濱津隆之
(画像は濱津隆之 Twitterのスクリーンショット)

異例の大ヒット映画『カメラを止めるな!』が、8日放送『金曜ロードSHOW!』で地上波初放送された。

副音声で上田慎一郎監督や主演の濱津隆之、秋山ゆずきら出演陣が「撮影裏話」を披露。その内容に作品ファンから興奮の声があがっている。


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■冒頭のワンカット撮影が話題

第42回日本アカデミー賞では、作品賞をはじめとした8部門で優秀賞を獲得した同作。わずか2館での上映スタートから口コミで人気が広がり、全国300館以上で上映、興行収入は30億円を突破した、まさに2018年を代表する作品だ。

山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた自主映画の撮影隊に、本物のゾンビが襲いかかる。次々にゾンビ化する面々と撮影を続ける監督に待ち受ける驚きの結末は…、というのが本作の冒頭部分のあらすじ。

同作で最も注目を集めたのは、この冒頭部分、37分のワンシーン・ワンカット撮影。副音声ではその裏話が語られていく。

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■ワンカット撮影は6テイク目

まずヒロインの「血染めの衣装」について上田監督が語る。「衣装は手作り。自宅のベランダで血を撒いて作った。1人につき5枚ぐらい用意したけど、一時、ベランダに血まみれの衣装が並んでいた」と笑う。

「ワンカットは全部で6回撮影して、使われたのは6テイク目」と明かされると、同作品の大ファンでもある森圭介アナは「前の5回はなぜダメだったのか」を質問。

上田監督が「単純にゾンビメイクが間に合わないとか、カメラマンさんがコケてカメラが本当に止まった」など理由を説明する。

しかし5テイク目の撮影は完璧だったがゆえに「逆につまらなくなった」とのことで、トラブルが多発し「ライブ感、熱量が高まった」6テイク目を採用したと語られた。

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■ファンも大興奮