ワニやサメと…世界で起きた「アニマル衝撃事件20選」

海外で実際に起きた、動物にまつわる事件をご紹介。

2019/02/01 14:55





ワニやサメ、コブラなどの危険な動物は日本で住んでいる限り、その姿を目にすることは動物園ぐらいだろう。しかし、海外に目を向けると猛獣に出くわしてしまったというニュースが度々報道されている。編集部ではこれまで扱ったニュースの中で特に驚いた動物にまつわる事件事故の一部を紹介しよう。
最終ページには、面白い仕掛けを用意している。是非最後まで読み進めてもらいたい。

■ワニに腕を食いちぎられるも生還果たした男性

ワニ・クロコダイル

アメリカに住む男性が、ワニに腕を食いちぎられたという驚きの体験について語っている。薬物を服用し、気が付くと沼地にいた彼は、3日間も救助を求めてさまよい続けたという。『THE SUN』や『Daily Mail Online』などの海外メディアが報じている。

 

■大麻を服用し夕暮れの湖へ

アメリカ人のエリック・メルダさんは今から約半年前、フロリダ州の「Lake Manatee Fish Camp」を訪れた際に湖でワニと遭遇し、腕を食いちぎられて片腕を失った。このほどメディアの取材に答え、ワニとにらみ合うとはどのような体験なのか、当時を振り返って語っている。

去年の7月ごろ、大麻とウイスキーを服用して意識がもうろうとしていたエリックさんは、気が付くと夕暮れの湖の中を泳いでいた。体が重くなるといけないと思ったのか、衣服はすべて脱いだ状態だったという。

 

■突き出したワニの目

巨大な湖を長く泳ぎ続けたエリックさんは、自分がどこから入ったのかわからなくなってしまった。ふと右側に目をやると、水面からワニの目が突き出しており、静かにエリックさんを観察していたという。

次の瞬間には、ワニは大きく口を開けてエリックさんの右腕にしがみつき、ひじから下をもぎり取ってしまった。エリックさんは「まるで雷が落ちたような衝撃で、目の前が真っ暗になった」と表現している。

 

■「夢だ」と唱えながら…

エリックさんは湖の中へ引きずり込もうとするワニの頭を蹴り、必死の思いで逃げ出した。湖の真ん中まで来てしまっていたため、その後もワニの脅威に怯えながら、何時間も陸地を目指して泳ぎ続けたそうだ。

結局、自分が入った場所に戻ることはできなかったエリックさん。失った自分の右腕を片目に、「これは夢だ」と何度も唱えながら救助を待ったという。

 

■「自業自得」と辛らつな声も

その後、エリックさんは3日間を沼地で過ごした。4日目に偶然出会った人に救助されて病院へ送られ、感染症にかかってしまった腕をさらに切断することになった。

エリックさんの壮絶な体験を聞いた人々は、「無事でよかった」と安堵の様子を見せた。

しかし一部からは「大麻をやって夜の湖を泳ぐなんて…。自業自得だ」「申し訳ないけど、地元の人間からすると湖に入るなんてただの馬鹿」「腕1本で済んで奇跡だと思え」と、辛らつなコメントが寄せられている。

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■12歳少年がまさかのホオジロザメを釣る








■12歳少年がまさかのホオジロザメを釣る

ホオジロザメ・サメ・鮫

アメリカ・フロリダ州で、母親とともに海釣りを楽しんでいた12歳少年の釣り糸に、なんとホオジロザメがヒットしてしまった。驚きのハプニングを『PEOPLE』『CBS News』『abc News』ほかが続々と報じ、動画も瞬く間に拡散している。

■サメだとわかるまで45分も

話題をさらっているのは、マサチューセッツ州から母親のコリーン・キーナンさんとともに旅行でフロリダ州のフォートローダーデールを訪れていたキャンベル・キーナンくんだ。

「何かヒットした」と感じてからサメだとわかるまで約45分間かかり、大変な恐怖を覚えた母親のコリーンさんは海に引きずり込まれることを何より心配し、友人とともに息子の体をしっかりと押さえていたという。

 

■誰もが腕の筋肉痛に

船長や一等航海士も駆けつけ、皆で力を合わせながらサメを手繰り寄せた。そのホオジロザメは体長約335センチで、体重は推定で180~300キロ。まだ幼い個体のようだ。

それでも、サメも抵抗する。コリーンさんは「引き揚げるときは50 ポンド(約22キロ)の物を持ち上げているかのような重量感があった」と話しており、その後は誰もが腕の筋肉痛に悩まされたそうだ。

 

■緊張で少年の体は…

キャンベルくんにとって、ホオジロザメとの対面は本当にエキサイティングな経験だった。地元メディア『WBZ-TV』には当時の本人の様子について、喉が緊張でカラカラなことに気づき、スポーツドリンクをがぶがぶと飲んだことを説明している。

また、気持ちを奮い立たせるためキャップをかぶり直し、ツバを後ろに向けた。しかし額からは滝のような汗が流れ、キーナンくんの脚はガタガタと震えていたそうだ。

 

■一等航海士の指導を受ける

『WSVN-TV』の取材に、コリーンさんは「息子は釣りが大好きなので最高の経験をしました。リーリングに苦闘するなか、一等航海士からいろいろなことを教わったのです」と話す。

ロッドを下げてから巻き上げるよう正しいロッドワークを指導されたといい、アメリカにはホオジロザメを水から引き揚げてはならないという条例があることも説明された。「船長がタグを付けたらリリースする」と教わり、きちんと従ったという。

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■サルの群れが3階建て住宅屋上から乳児を落として死なせる





■サルの群れが3階建て住宅屋上から乳児を落として死なせる

ハヌマンラングール・サル・猿

攻撃的なサルによるさまざまな被害は、世界各地で増加している。宗教によってはサルを神のように崇めているインドでも、とんだ暴挙に出て、人々の脅威となることがあるようだ。

愛児の命を奪われた一家の話題を、『LBC』『The Sun』などイギリスのメディアが報じている。

■赤ちゃんを狙ったサルの群れ

インド・ウッタルプラデーシュ州のバレーリーで15日、両親と一緒に3階建ての家屋の屋上にいた生後4ヶ月の赤ちゃんが、自宅に忍び込んだサルの群れにいきなり狙われた。

サルは顔が黒く、灰色がかった毛色と長い尻尾が特徴の「ハヌマンラングール」という種類。成体の体長はオスが約65センチ、メスが約60センチ。体重はオスが約13キロ、メスが約10キロだという。

 

■赤ちゃんは即死

サルの群れは赤ちゃんをさらおうとしており、父親のニルデシュ・ウパディヤイさん(25)は必死にわが子を守り、母親とともに抵抗。しかし、何匹にも囲まれると身動きが取れなくなった。

サルたちは次々とニルデシュさんに襲いかかり、その腕から赤ちゃんを奪取すると、なんと屋上から落としてしまった。全身を地面に強打して赤ちゃんは即死。わが子の元に急いだニルデシュさんたちを、サルたちはなおも攻撃したという。

 

■無視できない凶暴性

ヒンドゥー教においてサルは「神の使い」「孫悟空のモデル」などと言われ、ハヌマンラングールは特に尊いとされてきたが、同時に凶暴性が話題になることも多い。

サルの群れが、母乳を飲んでいた男の赤ちゃんを無理やりさらって殺す、自転車に乗っている幼児の髪をつかみ引きずり降ろす、母親がキッチンで料理をしていたなか居間にいた生後2ヶ月の赤ちゃんを殺すなど、恐ろしい話題がたびたびインドの人々を震撼させている。

 

■彼らは「子殺し」もする

また、ライオンなどいくつかの動物においては、雄同士の闘争、自分の子以外の子への養育を絶つ、繁殖戦略などの複合的な目的で「子殺し」が起こる。ある雄が別の群れの雄を倒して乗っ取った際、その群れの子供をかたっぱしから殺すのだ。

子供を亡くすと雌は再び発情するため、雄は新たな群れで血のつながったわが子をなすという目的を達成するが、ハヌマンラングールでも古くからその様子が確認されてきたという。

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■カバに飲み込まれるも生還した2歳少年





■カバに飲み込まれるも生還した2歳少年

カバ

ウガンダの湖で、2歳の少年がカバに丸呑みにされるも、生きたまま吐き出されるという事故が発生した。『Daily Mail Online』や『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じたところによると、少年に大きな怪我はないという。

■石を投げられ少年を吐き出す

ウガンダ南西部のカトウェ・カバトロ地区にある湖畔近くで、2歳のポール・イガくんがカバに襲われた。自宅近くで遊んでいたところに、突然カバが現れたようだ。

カバはポールくんを口の中へと引きずり込んだが、それを見た地元の人がカバに石を投げた。驚いたカバはポールくんを吐き出し、とぼとぼと水辺に戻っていったという。

 

■一命を取り留めた少年

危機一髪のところでカバに噛み砕かれずに済んだポールくんだったが、負傷により病院に運ばれた。狂犬病のワクチンを打ったあと、家に帰されたという。

ウガンダ警察は、声明のなかで「湖から迷い込んだカバが幼児を襲うという事件は初めてだ」「今回は奇跡的に無事だったが、野生動物が非常に危険な存在であることを認識する必要がある」と、周囲の住民へ注意を促した。

 

■「まさに不幸中の幸い」

アフリカでは、年間約500人がカバに襲われ死亡しているとの推定もある。縄張り意識が強く、主に草食であるにもかかわらず、鋭い歯と強靭なあごで縄張りに侵入した人間を攻撃することがあるという。

最大2,750キロにも及ぶ巨大な体格を持つ上に、水中でも水外でも移動できるという機動性が恐ろしさを増長させている。

報道を見た人々は、「まさに不幸中の幸い」「どんな映画よりも過激だ」「この少年は事件を一生自慢するだろう」と、驚きと興奮が混ざったコメントを寄せ、危険なカバから生還した少年の無事を祝っている。

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■新婚旅行で妻が猛毒魚に刺される惨事





■新婚旅行で妻が猛毒魚に刺される惨事

シュノーケリング・海・カップル・夫婦・恋人

珊瑚礁と色とりどりの魚が美しい南国の海に潜ってみたい…と夢見る人は多いだろう。ところが、このほど新婚旅行でそんな南国の海に潜ったイギリスのカップルが、とんでもない惨事に見舞われた。『Metro』『Mirror』などが報じている。

■新婚旅行で南国の海に

恐ろしい話題を提供したのは、ハンプシャー州ライミントン在住のエイミー・トムソンさん(27)とカラム・トムソンさん(37)。今年9月に結婚し、インド洋の東部に位置するモーリシャス島に2週間の新婚旅行に出かけた。

そこでスピードボートやシュノーケリングを楽しんだなか、エイミーさんがオニダルマオコゼ(英語圏ではストーンフィッシュとも)に刺されてしまったという。

 

■みるみる2倍に腫れた足

エイミーさんはメディアの取材に、「足に鋭い痛みを感じ、サンゴに刺してしまったのかと思いました」「ところが足全体が腫れてきて2倍の大きさになり、皮膚の色も青や白っぽくなって、病院に急ぎました」と話す。

抗毒素やモルヒネなど、さまざまな薬剤の投与を受けながら病院で一晩を過ごすことになり、日本円にして30万円ほどの医療費を請求されてしまったそうだ。

 

■新婚旅行は台無しに

「私がマリンシューズを履こうとしたとき、そのツアーのインストラクターが『大丈夫。ここでその必要はありません』と言ったんです。それを鵜呑みにして海に泳ぎに入りました」と、エイミーさんは後悔をにじませる。

足に包帯をぐるぐると巻いた姿では何もできず、モーリシャス島滞在の残りの日々はプールサイドでくつろぐしかなかったが、気圧の低い飛行機も怪我をした体には負担となった。帰りの便で再び足が膨らみ、その後も痛みがあるため治療はいまだに続いているそうだ。

 

■日本にも生息

インド洋に生息するオニダルマオコゼはカサゴ目フサカサゴ科に属し、カモフラージュが見事な魚の1つ。サイズは最大40センチほどで、目にも止まらぬスピードで小魚などを捕食する。

そして一番の特徴は、13本ほどの棘から猛毒が放たれること。人が刺された場合、人生でおよそ経験したことのない激痛に見舞われるという。日本でも小笠原諸島や奄美大島以南に生息するというから、注意が必要だ。

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■7メートルの蛇の腹に50代女性の遺体





■7メートルの蛇の腹に50代女性の遺体

アミメニシキヘビ

外出したまま、帰ってこなかった女性。その後に意外な場所から遺体が出てきたことを、『The Daily Star』など海外のメディアが伝えている。

■行方不明になった女性

21日、インドネシア・ジャンビ州で暮らしていた女性(54)が外出。ゴム農場で樹液を採取して帰宅するはずが、そのまま家に戻ることはなかった。

帰宅を待っていた家族は、「大変なことが起こったのかもしれない」と心配になり通報。女性が行方不明になったと伝え、探してほしいと依頼した。これを受け、警察と地元の人たちはさっそく捜索活動を開始し、一刻も早く女性を発見・保護するため懸命に努力した。

 

■腹が膨らんだ大蛇を発見

23日のこと、女性を探していた捜索隊は体長約7メートルの蛇を発見。腹の部分が異常に膨らんでいたことから、女性を食べた可能性を考えた。そこで蛇を捕獲して息の根を止め、腹を割いて内部を確認すると、想像通り消化管に女性の遺体があったことを、複数のメディアが伝えた。

蛇はまず女性を襲って噛みつき、その後に体に巻き付いて窒息させてから飲み込んだと見られている。

 

■不安と恐怖に揺れる近隣住民

蛇に襲われ、最低でも2時間かけて頭から飲み込まれたとみられる女性。むごい最期について知れ渡るなり、近隣住民からは「さらに大きな蛇がいるのではないか」といった不安の声が多く上がった。

また周辺で暮らす住民の中には「体長8メートルを超える蛇を目撃した」という人もいるが、あまりにも恐ろしく近づくことはできなかったという。

 

■日本でも蛇には要注意

日本でも、体長約6.5メートルの蛇が人を襲って死なせたケースが10年前に報じられた。また春から秋にかけては、田・畑・山などにマムシが出ることもある。目撃情報がある場所に行く場合には、ゴム手袋をはめて長靴をはくなどし、くれぐれも注意しながら行動すべきだ。

蛇に噛まれたときの応急処置については、インターネットで調べることができる。自然に足を踏み入れる前に、しっかり確認しておく必要がある。

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■飼い猫に咬まれた男性が4年後に死亡





■飼い猫に咬まれた男性が4年後に死亡

猫

犬や猫に咬まれたり引っ掻かれたりした際、ひどい発赤や腫脹とともに激しい痛みがあったら、必ず医療機関を受診することが大切だ。

このほどデンマークで、4年前に飼い猫に指を噛まれた男性が死亡した。咬傷を侮ってはならないことを『MSNB TV』『Mail Online』などが報じている。

■数時間後には指が2倍の太さに

男性は、南デンマーク地域に暮らしていたヘンリック・クリーグバウム・プレトナーさん。今年10月に33歳の若さで死亡したことを、このたび家族が国内のメディアに明らかにした。

ヘンリックさんは猫が好きで、2018 年に動物保護局から親猫とその子猫を引き取り育てていたが、あるとき猫に右手の人差し指を咬まれた。ひどい痛みとともに数時間後には指が2倍の太さに腫れ、病院に予約の電話を入れたが「緊急」の扱いにはしてもらえなかった。

 

■基礎疾患と免疫力の低下が…

医師はヘンリックさんの症状が重いことに驚き、人獣共通感染症の「パスツレラ症」であることを説明。約1ヶ月の入院でヘンリックさんは15回もの手術を受けたが、感染の進行をくい止めることができず、4ヶ月後には指の切断が決まった。

当時ヘンリックさんは29歳だったが、痛風や糖尿病という基礎疾患があり、肺機能も弱く免疫力が低下していた。猫の唾液に含まれていたパスツレラ菌は、そんな体に致命的なダメージを与えたのだった。

 

■恐ろしい人獣共通感染症

メディアの取材に応じた妻のデザレーさんは、「かなり悪化している印象がありましたが、まさか指の切断が必要になるほど深刻な病だとは本人も思っていなかったようです」と話した。今はとにかく、ペットの咬傷を甘く考えていたことを反省しているという。

「皆さんも、どうか十分に注意してください。『ただの猫だから大丈夫』なんてことはありません。気になる症状が現れたら、必ず医療機関を受診してください」と強く訴えている。

 

■ペットの唾液を甘くみないで

ペットに口移しで食べ物を与えたり、キスをしたりしてはいけないと言われる通り、犬、猫、鳥類などの唾液に含まれるパスツレラ菌は、蜂窩織炎(ほうかしきえん)と呼ばれる深刻な症状を招き、菌が及んで関節炎や骨髄炎を起こすことがある。

さらにヘンリックさんのように免疫力が低下している人では、ペニシリン系やセファロスポリン系などの抗菌薬を投与しても、壊死性筋膜炎から敗血症を起こし、死亡することがあるという。

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■8歳少年に咬まれたコブラが死亡





■8歳少年に咬まれたコブラが死亡

コブラ

世界で最も毒ヘビによる死傷者数が多いとされるインドで、このほど8歳の少年がコブラに襲われる事故が起こった。激しい痛みに驚いた少年は、なんとコブラを咬み返して事なきを得たという。『Daily Mail Online』や『Indian Express』などの海外メディアが報じた。

■腕に巻き付いたコブラにガブリ

インド中部のチャッティスガル州にある人里離れた小さな村で、ディーパックくんという8歳の少年がコブラに襲われた。家の裏庭で遊んでいる最中の出来事だった。

コブラはディーパックくんの腕に巻き付き、背中を丸めたあと勢いよく腕を咬んだ。あまりの痛みにおののいたディーパックくんは、振り払っても動こうとしないコブラに2度も咬みついたという。

 

■翌日には退院

ディーパックくんは慌てた家族に保健所に連れて行かれ、抗毒血清を投与された。その後、なんの症状も見せなかったため、次の日には退院することができたという。

専門家が地元メディアに語ったところによると、ディーパックくんに咬みついたコブラは、「ドライバイト」を行っただけで、毒は使用しなかった。「ドライバイト」とは、ヘビが動物に警告したり、追い払ったりするために行う威嚇行為のことだ。

 

■「記事タイトル二度見した」

この報道を見た人々は、「少年が無事で本当に良かった」「彼は勇敢だ」「なんて幸運なんだ。自分だったら絶対に死んでいた」と少年の勇敢さを称え、無事を喜ぶコメントを寄せた。

また、「記事タイトルを二度見した」「最初、タイトルが間違ってると思って読んだら、合ってた」といったコメントも見られ、少年がコブラを咬み殺すという滅多にない状況に、驚きを隠せない人も多いようだ。

南アジアでは、毒ヘビに咬まれて死亡する事故が頻繁に起こっている。インドはそのなかでも最多で、毎年1万人以上が犠牲になっているというから、今回の事故は不幸中の幸いだったと言えるだろう。

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■蜂に2万回も刺された男性が九死に一生





■蜂に2万回も刺された男性が九死に一生

蜂の巣

蜂の巣があることに気づかなかったせいで、大変な目に…。男性が蜂の大群に襲われていたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。

■剪定中にまさかの出来事

数日前のこと、アメリカ・オハイオ州で暮らすオースティン・ベラミーさん(20)がはしごに登り、レモンの木を剪定し始めた。

このときオースティンさんの近くには蜂の巣があったが、それには気づくことなく作業を続行。そうするうちに剪定道具が蜂の巣を直撃し、図らずも大きな切れ目を入れてしまった。

 

■蜂の大群に襲われ悲鳴

直撃に驚いた蜂の大群は一斉に巣から飛び出し、オースティンさんを襲撃。首から上を無数の蜂に覆われたオースティンさんは、真っ黒い毛布を頭からかぶっているような姿になった。

それでもオースティンさんは声を振り絞り、「助けて、助けて」と救いを求めた。しかし現場にいた母親とおじも蜂に囲まれ、自由に身動きが取れず、はしごに登ったまま苦しんでいるオースティンさんを救いに向かうことは不可能な状態だった。

 

■蜂は口の中にも…

通報を受けた救急隊が現場に駆けつけ、オースティンさんを木から降ろすことに成功。そのままヘリコプターに乗せてメディカルセンターに搬送し、オースティンさんの母親についても救急車で近くの病院に運び込んだ。

医師団がオースティンさんの体を確認したところ、2万回以上も蜂に刺されていたことが判明。多くの蜂が口の中にも飛び込んだとみられ、30匹ほど飲み込んでいたことが明らかになった。

 

■目を覚ました男性

入院先でオースティンさんは医学的に誘発された昏睡状態にあったが、ようやく目を覚ましたとのこと。今後について、医師団は完治すると考えているそうだ。

おぞましい光景を目の当たりにしたオースティンさんの母親は、医師たちに息子の状態を聞いて気絶するほどショックを受けたという。それでも親子そろって死に至らなかったのは、まさに不幸中の幸いだった。

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■かくれんぼ中の少女が毒ヘビに咬まれ死亡





■かくれんぼ中の少女が毒ヘビに咬まれ死亡

毒ヘビ

キャンプ、釣り、海水浴など、アウトドアがとにかく楽しいいこの季節。だが周辺には、危険な生き物や触れてはいけない植物が多く潜んでいる。

海外では、かくれんぼをして遊んでいた少女が、ヘビに噛まれ亡くなるという事故が起こってしまった。イギリスの『Mirror』や『Daily Record』が報じている。

■かくれんぼに夢中だった少女

インドの北東部に位置するビハール州で、このほど5歳の少女が毒蛇の犠牲になった。別宅に暮らす父親の家に遊びに出かけた少女は、かくれんぼをして遊んでいたところで突然、物陰から姿を現したヘビに噛まれてしまったのだ。

少女の体調はみるみる変化し、ただちにノース・ディナジプール・ライガンジ病院へと救急搬送された。

 

■40匹のヘビを捕獲

少女は搬送中に意識をなくし、ヘビの毒は全身へ回っていた。病院へ到着しても為す術もない状態で、死亡を宣告されたという。

この事故を受け、動物保護当局の職員たちが父親の自宅に出動。敷地内と周辺を捜索した結果、なんと40匹ものヘビを発見し、捕獲して森に放ったという。

 

■アメリカでもヘビの被害

今月5日には、アメリカ・コロラド州のコロラド・スプリングスでも、6歳のシモン・カラットくんがガラガラヘビに噛まれ死亡した。

シモンくんは、650エーカーを誇る広大な公園「ブルーステム・プレイリー・オープン・スペース」で、父親のニックさんと妹のレニーちゃん(3)とともにサイクリングを楽しんでいた。

 

■体が真紫色に

当時、カラットさんの親子は水分補給のために休憩していたといい、草むらに潜んでいたガラガラヘビが現れたと考えられている。

噛まれたシモンくんは意識を失い、体はみるみる真紫色に。運悪く携帯電話を持って来なかったニックさんは、息子を抱き上げ近くの民家に助けを求めた。

その後、シモンくんはドクターヘリで運ばれ抗毒素治療を受けたものの、脳波の反応が得られず、数日後に生命維持装置を外す決断が下されたという。

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■怒ったサルの群れによる「復讐」か 犬250頭を殺害しても終わらない襲撃





■怒ったサルの群れによる「復讐」か 犬250頭を殺害しても終わらない襲撃

猿・サル

サルたちの蛮行の動機は、復讐ではないかと見られているが…。インドの小さな村でサルたちが暴れまわり、地域で飼われている約250頭の犬を殺害した。『New York Post』などの海外メディアが報じ、その内容に多くの人々が戦慄している。

■小さな犬はさらわれ…

サルたちによる事件が発生したのは、インドの西海岸に位置する大都市ムンバイから約500キロほど離れた場所に位置し、人口5,000人ほどのラブール村。

地元住民によると、サルの集団は地域で飼われている犬ばかりを次々と襲った。時には体の小さな子犬をさらっては、屋根の上や木から落として殺すといった残虐な手段にも及んでいるという。

 

■人間にも被害が

サルたちの襲撃は1ヶ月にわたって続いており、これまでに250頭もの犬がサルの手にかかって命を落としている。白昼から町中で繰り広げられる凄惨な光景は、「まるで動物同士の戦争が起きたようだ」と地元住民は語る。

しかも、サルたちのターゲットは犬をかばう人間にも向けられるうえ、さらわれた犬を助けようとして屋根から転落してしまった村人もいるという。

こうした状況に困り果てた住民は、森林局に連絡して応援を要請したが、捕獲できたサルの数はいまだにゼロだ.

 

■サルたちの蛮行は復讐?

サルたちが敵意をむき出しにし、犬を襲う原因の一つとして考えられているのが、約1ヶ月前に子犬がサルの赤ちゃんを殺してしまった出来事だという。

つまり復讐のためだというのだが、今ではそのターゲットが人間の子供たちにも向けられており、事態は悪化している。

 

■自分の犬が被害に遭えば…

SNS上ではサルたちの行動に驚くコメントのほか、「リアル猿の惑星」「野生の動物も戦争するんだ」「これが自分の犬だったら耐えられない。私も戦争に加わっていただろう」と、さまざまな反響を呼んでいる。

たとえサルたちの動機が復讐だったとしても、人間への被害まで拡大すれば、問題はますます深刻になっていくだろう。

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■女性を頭突きで死亡させた雄羊が殺人罪で逮捕





■女性を頭突きで死亡させた雄羊が殺人罪で逮捕

羊

女性に繰り返し頭突きをし、命を奪ったとされる一頭の雄羊。人間のように裁判にかけられた結果、3年間の「懲役刑」を言い渡された。『Screenshot』『NDTV』などの海外メディアが報じている。

■犯罪をおかしたのは羊?

南スーダン北西部のルンベクで12日、40代の女性が雄羊によって繰り返し頭突きされ、肋骨を折られたことが原因で死亡する事件が発生した。

女性を死亡させた羊は警察に逮捕・勾留された後に裁判にかけられ、現在はレイク州にある軍事キャンプで3年間の懲役刑を言い渡されているという。

なお、羊を逮捕した警察当局は「羊の所有者は無実であり、雄羊は犯罪をおかした当事者であるため、逮捕に値する」とコメントしている。

 

■被害者に支払われる「血の補償」

南スーダンでは家畜が起こした事件を裁くための法律は明確ではなく、レイク州の慣習法では「血の補償」と呼ばれるルールが存在している。家畜の所有者は、手持ちの家畜を被害者の家族に補償として支払うというものだ。

このたびの羊の所有者である男性は、事件により5頭の牛を手放すことになるとされる。さらに、たとえ事件を起こした羊が3年の刑期を終えても、所有者の元に返還される可能性は低いものと見られている。

 

■意外と凶暴な羊

大人しそうな見た目の羊によって命を落とすケースは決して珍しいものではなく、特にオス同士は頭突きをしてケンカをするため、人間がそれに巻き込まれてしまうこともある。

2021年にはアメリカ・マサチューセッツ州のケアファームでボランティアとして働く73歳の女性が、雄羊のタックルによって重症を負い、救急隊員が駆けつけるも命を落としている。

 

■動物の「逮捕」に違和感?

羊を人間のように逮捕するというニュースに対して、SNS上では「動物を『逮捕』するという文章への違和感がすごい」「どうやって裁判したんだろう」などの意見が寄せられた。

また「羊はこの先キャンプでのびのびと暮らすのかな」「刑期を終える=刑務所職員に食べられる、じゃないといいけど」と、雄羊の今後を心配する声も寄せられている。

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■女性ブリーダーが猫20匹に食べられているところを発見





■女性ブリーダーが猫20匹に食べられているところを発見

猫・メインクーン

高齢化が進むにつれ、社会問題にもなっている「孤独死」。意識を失っても助けてくれる人がおらず、死後何日や何週間もたってから発見されるのが現状だ。このたび猫のブリーダーが、無残な遺体となって発見されたことを『Metro』や『Yahoo!』などの海外メディアが報じている。

■自宅で20匹の猫を飼育

ロシアのバタイスク市に住む女性は、ブリーダーとしてメインクーンと呼ばれる種類の猫を繁殖して販売していた。自宅で20匹ほど育てていたなか、ある日、知人が女性とまったく連絡が取れないことに気づき、不審に感じて警察に相談した。

なおメインクーンはアメリカでは最も古い猫種として知られており、ペットとしては一番大きい。そして「穏やかな巨人」の別名をもつほど、温和で優しい性格だという。

 

■死後2週間が経過か

警察が自宅に駆けつけたが、女性はすでに死亡していた。さらに20匹の猫たちがむさぼり食ったことがわかる、非常にむごたらしい状態だった。

遺体の損傷は激しく死後2週間ほどたっており、エサがなくなりお腹を空かせた猫たちが、女性を食べたと考えられるという。

20匹のうち健康状態が良好だった猫たちは、約4,800円で新しい飼い主たちに引き取られていった。

 

■世界でも報告

ペットが倒れた飼い主を食べるケースは、世界中で報告されている。昨年5月には、スペインのマドリードで住民が悪臭に気づいて通報。警察は民家で家主の女性の遺体を発見したが、飼われていた7匹の猫たちに上半身を食い尽くされていた。

またアメリカでは、30代の男性が薬の過剰摂取により自宅で急死。男性の遺体は3日後に頭、首、腕が骨だけの状態で発見されたが、肉を食べた10匹の猫たちもすべて中毒死していたという。

 

■孤独死の危機を感じる?

Sirabee編集部が全国の10~60代の男女3,140名に調査を実施したところ、「孤独死の危機を感じている」と答えた人は29.9%だった。

また性年代別に見てみると、中高年では男性より女性の割合が高く、50代女性が37.3%、40代女性が35.1%と特に高いようだ。

孤独死の危機を感じている人の割合

熟年離婚や家庭内別居で独り暮らしになる人は増えており、女性のほうが平均寿命は長いため、孤独死への危機感も高まっているのかもしれない。

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■ハチミツをなめた子グマがハイになり入院





■ハチミツをなめた子グマがハイになり入院

ヒグマ・子グマ

くまのプーさんはハチミツが大好物。ハチミツを求め仲間と冒険に繰り出し、口にした時はうっとりと愛らしい表情になる。そんなプーさんは世界中の人気者だが、実際はちょっと違うようだ。

ハチミツを食べたあるクマの驚きの行動を、イギリスの『METRO』など海外メディアが報じている。

■フラフラしたクマを発見

11日、トルコ政府によって公開された1本の動画が、「プーさんとは真逆だけれど、憎めない。むしろかわいらしい」と話題になっている。

映っているのは、デュズジェ州の農村部に現れた1頭の子グマ。フラフラと酩酊状態で、撮影される少し前に、マッド・ハニーと呼ばれる種類のハチミツを口にしていたことがわかったという。

 

■恐ろしいマッド・ハニー

このマッド・ハニーは、ツツジやシャクナゲの花から採取した蜜で、グラヤノトキシンという毒を高濃度で含んでいる。

日本の厚生労働省のウェブサイトにも、「マレーシアから持ち帰った蜂蜜による視覚異常、呼吸困難、歩行困難などの症状で病院に搬送された例がある」と記載があり、大量に摂取すると各種の危険な症状が起こるようだ。

 

■獣医が治療にあたる

その地域の住民によると、クマは畑をフラフラと歩きまわった後に倒れたといい、トラックの荷台に乗せられると地元の獣医のもとに運ばれた。数日間にわたる治療を受け、回復次第、野生に戻される予定だ。

動画を見た世間の人たちからは「その日はクマさんの誕生日で、ハイになりたかったのかな」「プーさんもマッド・ハニーを口にしないように気を付けなきゃ」といった声や、「そのハニーはどこで買えるの?」と、冗談まじりのコメントが並んだ。

 

■薬物に手を出さない自信は?

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,844名を対象に調査したところ、全体の61.6%が「身近に違法薬物があっても手を出さない自信がある」と回答。すべての年代で、男性より女性のほうがそう考えていることもわかった。

身近に違法薬物が合っても手を出さない自信がある人の割合

使用が発覚すれば、社会的地位、世間の信頼、家族などを失うことになる違法薬物。「若気の至りで」「ストレスがたまっていた」など安易な理由で手を出すことなく、たとえ誘われても強い意志で断ることが大切だ。

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■ザトウクジラに飲み込まれる衝撃体験した男性





■ザトウクジラに飲み込まれる衝撃体験した男性

ザトウクジラ

ディズニーの名作『ピノキオ』のピノキオとゼペットおじさんたちは、クジラに飲み込まれてしまうが、実際にそれを体験し奇跡の生還を果たした男性がいる。驚きの激白が世間の注目を集めていることを、イギリスの『The Sun』などが報じた。

■プロのロブスター・ダイバー

驚くような体験を明らかにしたのは、アメリカ・マサチューセッツ州のケープ・コッドに住む2児の父親であるマイケル・パッカードさん。プロのダイバーとして名産品の巨大ロブスター漁に精を出し、長年生計を立ててきた。

マイケルさんは事故の当日も朝早くから海に潜り、ロブスターを捕まえていた。そして午前8時頃、2回目のダイビングのために海へ戻った際に事故は起きたという。

 

■大型トラックにぶつかった衝撃

ロブスターが生息しているのは、海底から3メートル付近。当時もその辺りを泳いでいると、突然巨大な何かにぶつかった。

マイケルさんは「100トントラックにでもぶつかられたような衝撃を感じた」と回顧。しかし次の瞬間、彼の視界はいっきに真っ暗闇に包まれた。

「最初はサメに噛まれたのかと思いました」と話すマイケルさんだが、歯の存在も感じなければ痛みも全くなかったという。

 

■正体はザトウクジラ

マイケルさんはさらに「手足を動かすことはできましたが、筋肉の圧迫感がずっと苦しかった」と、当時の状況を詳しく明かした。そこでマイケルさんを飲み込んだ正体はザトウクジラであることに気が付き、「このまま死ぬんだ…」と諦めたそう。

しかし、ふと12歳と15歳になる愛息たちの顔が目に浮かび、気持ちを奮い立たせたマイケルさん。するとクジラは頭を左右に振り始め、彼を一気に吐き出した。あとは無我夢中で泳ぎ、ボートに戻ると待っていた乗組員たちに救助された。

 

■食事中に遭遇したか

専門家はこの件について「ザトウクジラは口を大きく開け、餌のオキアミや魚を飲み込みます。そこにちょうどマイケルさんがいて、飲み込んでしまったのでは。クジラにとっても異物だと感じたのでしょう」と推測を述べている。

その体内にいたのは40秒ほどだといい、マイケルさんは「クジラの食事の邪魔をしてしまい、申し訳なかった」と冗談交じりに話している。

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■飼っていたニワトリに襲われた60代男性





■飼っていたニワトリに襲われた60代男性

ニワトリ・鶏・ブラフ

昨年春、ひとりの男性が荒々しいニワトリに襲われて負傷し、その後に死亡するという出来事があった。死に至るまでの経緯、また関係者の証言などを、『Irish Mirror』など海外メディアが伝えた。

■同居人が気づいた異変

2022年4月のこと、アイルランド・ロスコモンで暮らしていたコリー・オキーフさんが、夜勤を終えて帰宅。同居人のジャスパー・クラウスさん(67)に「調子はどうだい?」と声をかけ、飼っている動物に餌を与えてから寝室に入った。

眠りについたコリーさんは、「すぐに来てくれ」というジャスパーさんの叫び声を聞いて飛び起きることに。ただちに様子を見にいったところ、ジャスパーさんが片方のふくらはぎに大きな傷を負い大出血していたため、応急処置を施して通報した。

 

■心肺蘇生を試みたが…

ジャスパーさんが意識を失い動かなくなったため、コリーさんは救急通報を受け付けたオペレーターの指示に従い、心肺蘇生法に挑戦。救急車の到着を待ちながら、25分にわたってジャスパーさんを救おうと努力した。

その間、ジャスパーさんは何度か意識を取り戻し「おんどり…」とつぶやいたとのこと。ほどなくして救急隊が到着し蘇生を試みたが、ジャスパーさんはその後に息を引き取った。

 

■ニワトリの足にも血

ジャスパーさんの娘のヴァージニアさんもすぐに駆け付け、外のニワトリ小屋周辺や家の中が血だらけになっていることに気づいた。

また飼っているニワトリ(ブラマ)の足に血がついていたため、ヴァージニアさんは「お父さんを襲ったのはこのニワトリだ」と直感。そのニワトリは性格が荒く、過去にはヴァージニアさんの娘を襲ったこともあったからだ。

なおジャスパーさんは過去にがんや腎不全を患い、体調は良くなかったとのこと。死亡した日も多くの薬を服用していたと、ヴァージニアさんは証言している。

 

■心臓に問題も…

ジャスパーさんの遺体を確認した医師は、心臓発作や不整脈などが死に直結したと断定。ヴァージニアさんたち遺族も、ジャスパーさんの心臓の状態が非常に悪いことは知っていたそうだ。

ちなみにどんなに大事に飼育・世話している動物であっても、いきなり荒れて人を襲うことがある。凶暴性があることで知られるニワトリの世話と管理は、特に体調が悪く弱っていたジャスパーさんにとっては、困難だったのかもしれない。

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■愛犬を救うためワニに突進した85歳女性





■愛犬を救うためワニに突進した85歳女性

ワニ・クロコダイル

巨大なワニが生息することで知られるアメリカのフロリダ州。滅多に人間を襲うことはないと言われているなか、またひとり犠牲者が出た。それが85歳のとても勇敢な女性であったことを、『WPTV-TV』『WFLX-TV』など地元メディアが続々と伝えている。

■池のほとりで愛犬と散歩

フロリダ州セントルーシー郡のフォートピースという町で現地の20日、池から突然姿を現したワニが女性を水に引きずり込み、死亡させるという悲劇が起きた。

亡くなったのは85歳の女性で、警察はそれ以上の情報を明らかにしていない。女性は池のほとりを小型の愛犬と散歩中で、犬の命は奇跡的に助かったという。

 

■愛犬を守ろうと…

ワニが犬を襲ったため、女性は果敢にもワニに飛びかかった。するとワニは犬を解放したものの、女性は池に引きずり込まれて死亡した。

フロリダ州魚類野生生物保存委員会(略称FWC)によると、女性を襲ったワニは体長3メートル、体重は317.5キロもあったという。

 

■6人がかりでやっと捕獲

ワニを捕獲してピックアップトラックの後ろに積んだ後、FWCの職員であるロバート・リリーさんがメディアの取材に応じ、「罠を仕掛けてみたが、なかなか浮上してこなかった。6人がかりの大変な格闘となった」などと話した。

そこはスパニッシュ・レイク・フェアウェイズという、高齢者のために開発されたリタイアメント・コミュニティだという。

 

■ワニが人を襲うことは滅多にない

セントルーシー郡保安官事務所は女性の死因を調べるとともに、ワニが現れる危険性が高まっているとして地域住民に注意喚起を行っている。

スパニッシュ・レイク・フェアウェイズの住民は恐怖で身震いしているが、FWCは「ワニは通常人間を攻撃することはない。過去10年間で医療処置を必要とした咬傷の被害はわずか8件です」と説明している。

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■世界最大30キロ超え”金魚”を25分かけ釣った男性





■世界最大30キロ超え”金魚”を25分かけ釣った男性

釣り・釣り竿

アウトドアのなかでも、世界中で昔から非常に人気が高い釣り。近年、若い世代や女性にもファンが急増しているという。

なかなかの辛抱や忍耐力が必要になる釣りだが、このたびある男性が世界最大の「金魚」を捕獲し、大きな話題になっている。イギリスの『Daily Mail』や『LAD BIBLE』などが報じた。

■捕獲まで25分を要する

話題の釣り人は、イギリス・ウスターシャー州のキダーミンスターに住むアンディ・ハケットさん(42)。先日、フランス・シャンパーニュ地方の湖の一角にある『ブルーウォーター・レイク』という漁場で、釣りをしていたそうだ。

あるとき何やら大きな魚が引っかかったが、それはあまりに重く引っ張る力も強かったため、姿を確認するまでに25分もかかってしまった。

 

■20年以上前からいる大物

アンディさんが目にした魚は、超巨大でオレンジ色をしていた。それはレザーカープと鯉の交配種で、漁場の責任者であるジェイソン・コウラーさんによって20年以上も前に放たれた金魚だった。

そのとき以降、誰も釣り上げたことはなく、消息不明のまま時がたっていたなか、重さを量ってみると30キログラムを優に超えており、金魚としては世界最大のサイズと考えられている。

 

■記念撮影後は再び湖へ

かなり大きな金魚がその漁場にいると、噂で聞いていたというアンディさん。彼は「まさか自分が釣るとは思ってもいませんでした」とメディアに話している。

また、当時の様子については「竿がかなり引っ張られ、ものすごい力で左右上下に振り回されました」と明かしており、ついに水面に姿を見せた際は、輝くオレンジ色の巨体にとにかく驚いたそう。一緒に記念写真を撮った後は、湖に放したという。

 

■没頭できる趣味はある?

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査を実施したところ、全体の45.9%が「没頭できる趣味を持っている」と回答した。

没頭できる趣味を持っている人の割合

仕事や勉強、育児に追われて「毎日があっという間に過ぎていく」「疲れた…」と嘆く人は多いが、そんななか没頭して無の境地になれたり、頑張る励みになったりする趣味の存在はありがたい。

なかでも釣りは、近年人気を盛り返し、趣味にする人々が約670万人もいるといわれる。こうした趣味が「人生に大きな意味と力を与えてくれている」と言う人は多いようだ。

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■ピラニアの一種が川遊び中の人々を襲い… 10代少女が足指を失う重傷





■ピラニアの一種が川遊び中の人々を襲い… 10代少女が足指を失う重傷

湖・川

水遊びの際に「溺れないように気をつけよう」と注意する人は多いが、「魚に襲われないようにしなくては…」と考える人はあまりいない。しかしある川で数十人が魚の群れに襲われ負傷したことを、『Metro』などの海外メディアが伝えた。

■川で流血騒動

アルゼンチンの遊泳スポットとして知られる川に、先日も多くの人が訪れた。そんななか悲鳴があがり、ライフガードたちがあわててレスキューに向うと、多くの人がパロメタ(ピラニアの仲間)に噛まれ流血していたという。

負傷者の数は、約30人。そのうち13歳の少女は、足の指が1本ちぎれ大出血していた。

 

■「危険」で遊泳禁止に

少女はすぐに近くの病院に搬送されて足の治療を受け、「指を噛み切られていたため皮膚移植手術を受ける必要があった」と複数メディアに伝えられた。この件を調べた現地当局は「川の中は危険な状態」と判断し、遊泳を禁じたという。

パロメタはピラニアの仲間複数種の総称で、非常に獰猛な肉食魚であり、いきなり人を襲うこともあるのだという。

 

■人を襲う要因そろったか

この時期にパロメタが人を襲ったことについて、専門家は「想定外でしたが、気温が高く、水位が低い状態であることが、パロメタが人を襲う要因になったのではないか」とメディアに語った。

現地のライフガード団体の代表者は「とにかくライフガードの警告はしっかり聞いて無視しないでほしい」「特にお子さん連れで川に行くご家族には注意してほしい」と呼びかけた。

1人でも魚に噛まれたら全員に水から出てもらう方針だというが、多くの人がやって来るため、ライフガードも対応に苦慮していたという。

 

■過去にもショッキングなケース

2013年のクリスマスにも、同じ川で似たようなことが起きていた。そのときに負傷した人の数は、約60人。やはりパロメタの大群に襲われたのが原因だった。

「コロナ収束を待って旅行に行きたい」「海外で自然に触れたい」という人も多いが、とりわけ不慣れな場所については事前にしっかりと調べておきたい。

訪問予定の各観光地のホームページ、現地のニュースや口コミなどを確認し、このような報道があった場所には近寄らないほうが無難だ。

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■川に飛び込んだ10代女性がサメに襲われ大出血





■川に飛び込んだ10代女性がサメに襲われ大出血

サメ・鮫・メジロザメ

川で遊んでいた16歳の女性が、友達の目の前で命を落とした。まさかの出来事について、『People』など海外メディアが伝えている。

■楽しい一時を過ごしたが…

オーストラリアで暮らしていたステラ・ベリーさん(16)が友人たちとパースの川に行き、ジェットスキーを楽しんだ。ステラさんは近くに“イルカの群れ”らしきものを発見し、その近くで泳ごうと川に飛び込んだところ、いきなりサメに襲われて大出血した。

通報を受けた当局が現場に急行しステラさんを引き上げたが、その場で死亡が確認された。この川でサメに襲われて人が死亡するケースは、実に100年ぶりのことだという。

 

■詳細は判明せず

ステラさんを襲ったサメの種類については「オオメジロザメではないか」と推測されているが、当局も断定はできずにいる。

オオメジロザメは2021年にも同じ川で50代男性を襲ったといい、「攻撃的になることがある」と専門家が説明していた。川に住み着くことがあり、日本でも川での出没が何度も報じられている。

 

■学校関係者も弔意

ステラさんが在籍していた学校の校長は、「ご遺族、お友達の苦悩は計り知れません」「ステラさんはマラソンにチャレンジしたい、学校を卒業して海外を旅したいと望んでいました」「周囲の人々を明るくし、良い影響を与えてくださいました」と弔意を示した。

悲惨な最期を目撃した友人たちがひどいショックを受けているため、警察はただちにカウンセラーを手配。関係者の立ち直りを支援することを発表している。

 

■家族の悲しみは深く

ステラさんの両親も声明を発表し、「娘は思いやりのある子でした」「今はかわいい娘を亡くして打ちひしがれており、ショックを受けた状態です」「卒業後はヨーロッパで暮らす予定を立てていました」などと明かした。

春休み、またゴールデンウィークに海外に行きアウトドアを楽しむ計画を立てている人も多い。海、川、山などに行く前にまずは十分に情報を集め、「危険」と噂される場所には絶対に近寄らないほうがいい。

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■読み進めてくれたあなたに記憶テスト





■読み進めてくれたあなたに記憶テスト

ここまで世界で起きた「アニマル衝撃事件20選」を読み進めてくれてありがとう。
ただ、意識をして読み進めていないと実際はほとんど内容を覚えていないらしい。実際に全3問の記憶テストに挑戦して記憶力を試してみよう。

問題1:新婚旅行で猛毒魚に刺されたのは 夫? それとも妻?

① 妻
② 夫
③ 両方














答え ① 妻

■新婚旅行で妻が猛毒魚に刺される惨事

恐ろしい話題を提供したのは、ハンプシャー州ライミントン在住のエイミー・トムソンさん(27)とカラム・トムソンさん(37)。今年9月に結婚し、インド洋の東部に位置するモーリシャス島に2週間の新婚旅行に出かけた。

そこでスピードボートやシュノーケリングを楽しんだなか、エイミーさんがオニダルマオコゼ(英語圏ではストーンフィッシュとも)に刺されてしまったという。

記事を確認する
■新婚旅行で妻が猛毒魚に刺される惨事

 

問題2:女性を頭突きで死亡させ殺人罪で逮捕されたのは雄羊?雌羊?

①雄羊
②雌羊
③ヤギ














答え ① 雄羊

■犯罪をおかしたのは羊?

南スーダン北西部のルンベクで12日、40代の女性が雄羊によって繰り返し頭突きされ、肋骨を折られたことが原因で死亡する事件が発生した。

こちらで確認ができるので確認してみて欲しい。

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■女性を頭突きで死亡させた雄羊が殺人罪で逮捕

 

問題3:飼っていたニワトリに襲われた60代男性は何とつぶやいた?

①「おんどり…」
②「めんどり…」
③何もつぶやいていない。














答え ① 「おんどり…」

■心肺蘇生を試みたが…

ジャスパーさんが意識を失い動かなくなったため、コリーさんは救急通報を受け付けたオペレーターの指示に従い、心肺蘇生法に挑戦。救急車の到着を待ちながら、25分にわたってジャスパーさんを救おうと努力した。

その間、ジャスパーさんは何度か意識を取り戻し「おんどり…」とつぶやいたとのこと。ほどなくして救急隊が到着し蘇生を試みたが、ジャスパーさんはその後に息を引き取った。

こちらで確認ができるので確認してみて欲しい。

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■飼っていたニワトリに襲われた60代男性

 

■テスト結果

全3問の記憶テストの成績はどうだっただろう?全問正解した人は少ないのではないだろうか?事前に記憶力のチェックをすると言われていないと今読んでいたものですら、ほとんど覚えていない事に落胆したのではないだろうか。せっかく読んだのに記憶できないのは勿体ない。

そこで、記憶を定着しやすくするために、次のことを心がけると良いだろう。

・「5W1H」を意識する。
日本語は「5W1H」を省略する文化。「誰が何をどこで?いつ?」などを読み飛ばさない様に意識してみよう。

・何度か読み返す。
流し読みにするのではなく。分からなくなった時点で、読み返すことで理解度が上がり記憶定着される。

最後に、記憶が悪いのは自分だけではないという事も覚えておいて欲しい。良かったらこの記事を友人にシェアして欲しい。

(取材・文/Sirabee 編集部・ふふふふ