広島・丸佳浩選手、巨人へのFA移籍を決断 落胆のカープファンからは「結局お金か」と批判も

広島をFAし地元ロッテと巨人が争奪戦を繰り広げていた丸佳浩選手。その決断は…

読売巨人軍

30日、広島東洋カープからFA宣言していた丸佳浩選手が巨人移籍を表明。一部カープファンから怒りや嘆きの声が上がっている。


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■2年連続MVPを獲得

今シーズンの丸選手は、広いマツダスタジアムを本拠地としながらも39本塁打を放ち、チームのセリーグ3連覇に大きく貢献。2年連続MVPを受賞した。

シーズン後、「他球団の評価を聞きたい」と取得していたFA権を行使。広島に加え、丸選手の出身地である千葉に本拠地を置くロッテと、資金力豊富な巨人が争奪戦を繰り広げる。

報じられている条件は破格で、巨人は5年契約で総額35億円、ロッテは6年30億円を提示したといわれる。そして広島も、4年17億円のオファーを出した模様だ。

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■巨人移籍を表明

カープにとっては金本知憲氏や新井貴浩氏以来となる生え抜きの長距離砲。そんな「カープの顔」が流出することにファンは危機感を抱いており、「出て行かないでほしい」と祈るように状況を見守っていた。

去就が注目されるなか、丸選手が選んだ球団は巨人。30日、広島の本拠地マツダスタジアムで「野球人として環境を変えて一から勝負したかった」などと理由を説明し、移籍を表明したのだ。

3年連続で優勝を逃した巨人には朗報だが、広島とロッテはまさに悲報。とくに戦力を削がれ、同一リーグの敵となってしまったカープファンには、大きな動揺を与えた。なかにはレプリカユニフォームをオークションに出展する人もいたほど。

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■広島ファンは怒りや悲しみの声