『ニューキャス』たけしコーナーが誤解呼ぶ？　ポール・マッカートニーファンが署名集める

ビートたけしが世界の面白い話題を紹介するTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』のコーナー、「たけしの刮目ニュース」。11日の放送では、世界のドタキャン騒動が取り上げられた。

その中で、ポール・マッカートニーが2014年に来日した際、公演をキャンセルした話題を紹介。しかし、「内容が視聴者に誤解を与えるものだった」として、TBSは番組HPで謝罪した。

関連記事:『イッテQ』祭り企画の休止を発表　「ショック」「宮川大輔がかわいそう…」

■謝罪をもとめ署名が集まる

番組HPによると、ポール・マッカートニーが公演をキャンセルした理由についてを「ウイルス性炎症」にかかったことを伝えたうえで、「ツイッター上に六本木で飲み歩いてるポールを見た、という目撃情報が相次いで投稿され、仮病が疑われた」と取り上げたという。

番組としてはあくまでネット上の噂として取り上げたつもりだったが、多くの視聴者に誤解を与える結果になってしまったことを謝罪。

放送終了後にインターネット署名サイト「change.org」にTBSに謝罪を求める賛同者を集め、提出したことが謝罪に繋がったと考えられる。

https://twitter.com/MatsumiYasuko/status/1063353365260718082

また、音楽評論家・湯川れいこ氏も独自に抗議文を届けたとのことだ。

先日のTBSの「ポール・マッカートニーはドタキャンの常習犯」の放送に対して、「おことわり」と言う謝罪文が出ました。署名して下さった皆さん、そして署名を届けて下さった方々に感謝します。また、私はこの署名とは別に、独自に私個人の立場として、抗議文を届けています。 https://t.co/TSYCnHXtX0

— 湯川れい子 (@yukawareiko) November 17, 2018

関連記事:「定年70歳時代」も近い？　『ニューキャス』高齢者労働特集に「搾取されてる」と悲嘆の声

■ネットではたけしを擁護する声も

ネットではたけしを擁護するコメントも多く見られる。

たけしのネタなんだから、そんなに怒らなくても…笑
ポールも、1980年の来日公演は大麻所持で逮捕されたり、最近までマリファナやってたり、リハーサル サボって相撲観戦したりして、決して聖人君子でもないだし。笑
RT

— 横分けユウジ (@yokowakeyuji_GO) November 13, 2018

https://twitter.com/b4_movie/status/1062106125334568960

炎上クイーンの上西小百合もこの件についてコメントしている。

ポール・マッカートニーの2014年来日公演キャンセル理由は『ウィルス性炎症』だったけど、「仮病が疑われた」らしい。私みたいだ。ポール・マッカートニーと一緒だって聞いたらなんだかスターになった気分。

— 上西小百合 (@uenishi_sayuri) November 17, 2018

関連記事:張本勲氏、自転車世界大会に「あんな競技止めろ」と発言→炎上　番組の演出にも批判

■芸能人の悪評を信じる？

しらべぇ編集部で全国20〜60代の男女1,500名を対象に「芸能人の悪評を聞いたら信じるか」調査を実施。

52.6%が「芸能人の悪評は聞いたら信じてしまう」と回答している。

番組ではネット上の噂やネタとして、あくまで「芸人・ビートたけしのコーナー」として放送されたが、中には噂を信じる人もいただろう。今後は、有名人のおもしろい噂や悪い噂を紹介するときは一層注意が必要かもしれない。