飲み過ぎが原因? JAL副機長、搭乗前アルコール検出で英国警察に拘束され出発遅延

数日前に全日空でも同様の事故があったばかり。今後に向けての早急な改善が望まれる。

2018/11/01 22:00

JAL

日本航空の国際線の副操縦士が乗務する前日に酒を飲み、出発前に現地の警察の検査で基準を超えるアルコールが検出されたため乗務できなかったことが判明した。これにより出発が1時間以上遅延したとのこと。


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■会社の検査では問題なし

問題となった便は、10月28日ロンドン・ヒースロー空港発、東京・羽田行きのJL44便。副操縦士は、事前に会社の検査はパスしていたが、空港ターミナルから機体に向かうバスの運転手が酒の匂いがすることに気づき、現地の警察に通報。

その後、警察によるアルコールチェックにより、呼気から基準値以上のアルコールが検出された。同機は機長2名で運行されることになり、約1時間遅れて出発し、無事羽田空港に到着した。

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■公式サイトはお詫び文を掲載

運行の遅延を受け、日本航空の公式ホームページでは「安全に関わる法令違反という極めて重大な事例が発生したことを深刻に受け止め、このような事態を二度と発生させることのないよう、管理の徹底、および再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」と発表している。

今回の事故の数日前、同じく国内航空会社大手の全日空でも、パイロットが規定を無視して酒を飲んだ挙句、体調不良で出発が遅れるという事故があったばかり。連日の報道に不安を覚えた人も少なくないだろう。


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■意識の低さに「プロ失格」の声

実際、ネット上では乗務員の意識の低さに批判が集まっている。

「酒飲んでお客様の命を危険に導くんだから、酒飲みは運転手に向いてないと思います」


「日本の飛行機は、一番安心して乗れたと思ったのに残念」


「何考えてるのか全く理解できない。どうして検出されるかもしれないのに、前日に飲まないといけないのか」


命を預かる仕事である以上、気のゆるみは許されない。今後に向けての早急な改善が望まれる。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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