日本でも続発する卑劣な犯行 「デートレイプ・ドラッグ」という性犯罪の危険性

海外のみならず、日本の報道番組でも耳にすることが多くなった「デートレイプ」「デートレイプドラッグ」 他人事ではありません

2018/10/21 15:30

怯える女性
(RyanKing999/iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

日本では、海外に比べて馴染みが薄かった「デートレイプ・ドラッグ」という言葉。残念なことに近年は、日本でも耳にする機会も増え、実際に事件が多発している。


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■もうろうとした女子生徒への犯行

しらべぇでも既報だが、16日、酩酊状態の女性に乱暴したとして、神奈川県警神奈川署は準強制性交の容疑で、慶応大学2年の男を再逮捕した。

17日、中国籍の男を準強制わいせつ容疑で逮捕した。男は、東京・新宿歌舞伎町の路上で、ツイッターで知り合った高校2年の女子生徒に、睡眠導入剤を混入させた飲料を飲ませたのち、乗用車に連れ込み下半身を触るなどのわいせつな行為をした。

直近に起きた事件がこれらだが、意識が薄れた者への乱暴は、数えきれないほど報道されている。

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■アルコールだけでも危険

「デートレイプ・ドラッグ」は、その名の通りレイプに使われる薬物のこと。リキッド、幻覚剤、粉末や錠剤、液体など様々だ。報道でも見られるように、一般的な睡眠薬、睡眠導入剤をデートレイプ・ドラッグとして使う犯罪者もいる。

ドラッグ使用ではなく、過度の飲酒をすすめて女性を酩酊状態にし、性暴力をふるうケースもある。度数が高いアルコールは味がわかりづらく、少量でも意識が飛ぶこともあり得る。

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■2003年、スーパーフリー事件