ミシュラン2つ星寿司店が「日本一ウマい」と認める海苔『塩屋一番』が泣けるほど美味

関連記事:北海道最強クラスのザンギとうに丼を一度に楽しめる『純の店』がスゴい

■風光明媚な河内町

コレはどんなところで作られているか見てみたい…ということで次の日にさっそく向かった河内町は、熊本市の中心から車で30分ほどの場所。

記者が訪れた土曜日は漁協は休みだったが、仙八さんの紹介ならと特別に対応してくれた。

関連記事:「桂家ロス」を癒すウマさ！　東京家系ラーメン界の新店『輝道家』の濃厚さがたまらない

■漁協で話を聞いてみた

話を伺ったのは、河内漁業組合の嶋田由美子さんと、生産者の男性2名。

塩屋一番は有明海の中でも川から流れる栄養素や、海苔に旨味のつきやすい成分が豊富な砂地という好条件が重なった塩屋地区産の海苔。

しかも、その海苔の中でも今年は0.4％しか塩屋一番に認定されなかったほど、こだわりの海苔なのだそうだ。いったい認定される条件って何なのだろうか？

関連記事:「牛と豚の区別がつかない」　味音痴アンジャ児嶋、独特の料理評に賞賛集まる

■普通の海苔よりも2割旨味が濃い

その条件とは、海苔の一般的な検査である色や香りの検査のほかに、河内漁協独自で『海苔のたんぱく質成分が50％』以上のものなど、独自の基準を設定したのだ。

海苔の旨味のもととなるたんぱく質は普通の海苔で40％程度なので、塩屋一番はそれより2割ほど旨味が強くなるというワケだ。