お風呂や洗面所に現れる「小さな虫」の正体って? 今すぐできる対処法も

清潔が大事! 迷惑な害虫「チョウバエ」を発生させない方法とは? 対処法も紹介。

(Mojoje/iStock/Thinkstock)

ジメジメした夏が近づいてくると、お風呂や洗面所、台所にどこからともなく現れる変な黒い虫。なんとなくティッシュで駆除したり、シャワー攻撃でやっつけている人も多いのでは。

そもそも、あの虫の正体はなんなのだろうか。


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■どこから発生しているのか?

この、どこからともなく現れるハート型をした虫の正体は「チョウバエ」(学名:Psychodidae)。世界中どこにでも存在し、人から吸血する種類もいる恐ろしい害虫なのだ。

排水溝や窓の隙間から入ってきて、排水溝に残っている石鹸のカスや髪の毛、人間のフケや皮脂を食料にする日本のチョウバエ。基本的に暖かく湿度の高い環境を好むため、5月後半から10月を中心に繁殖する。

1匹のメスは200個以上の卵を産み、約20日というスピードで成虫となる為、その繁殖力の高さは驚異だ。

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■少しでも侵入を防ぐには?

1番の侵入経路は窓。そのため、窓を開けないのがもっとも簡単にできる方法だ。しかし「全く窓を開けない」のは現実的ではないだろう。

そこで大切になるのが網戸だ。チョウバエの大きさは成虫で2ミリから3ミリなので、それ以下の目の網戸であれば侵入を防げる。

排水溝から上がってくるパターンも、これも100均などでも購入できる「髪の毛取り」のようなものを設置することで対処可能。

しかし、これらの処置をしても100パーセント侵入を防ぐことはできない。だからこそ毎日の掃除でエサとなる石鹸の残りや汚れをなくし、清潔に保つことが大事だ。

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■もし発見したらどうすればいいの?