『執事 西園寺の名推理』 西園寺のありえない完璧さが逆にツボと話題に

謎の男登場で急展開!どうなる西園寺!? 涙なしには見られない感動的ラストも

■いくら万能な西園寺でも…!?

第5話は絵画にまつわるお話。パーフェクトな執事・西園寺からは、当然のように美術品に関する知識がたくさん聞けたわけだが、なかでも度肝を抜かれる衝撃のシーンが登場。

今回の事件解決では、画家・東郷の遺作がポイントになったのだが、その際、西園寺は犯人に犯行を認めさせるため東郷の絵の模写をした。その模写の出来が、一言でいうと「完璧」すぎたのだ。

西園寺いわく、「プロが鑑定したら私が描いたものだと見破られてしまう」とのことだが、美大生の記者が見る限り、テレビ画面越しではまったく分からなかった。

レオナルド・ダ・ヴィンチの師匠は、弟子のレオナルドが余りに絵が上手すぎるため、描くのをやめてしまったという逸話があるが、ドラマの世界の画家がこの事実を知ったらどう思うだろうか。

自分は1日何時間も絵を描いてきて今の技量に達しているのに、西園寺はきっと片手間に覚えて完璧にこなしてしまったのだろう…と考えたら、筆を置いてしまう画家がいるかもしれない。そんなことを考えてしまうくらい、完璧執事・西園寺に不可能はないのだ。


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■光弥が隠した涙なしでは見られないメッセージ

第5話の最後では、百合子の亡き夫・光弥からの隠しメッセージが公開された。夫婦は20年ごとに旅行に出かけており、旅行先の風景を現地の画家に描いてもらっていたというのだ。

3枚の絵画が並ぶ中、今は亡き光弥が生前百合子にとこっそり用意した4枚目の絵画がお披露目された。この時点ですでに光弥の深い思いやりが伝わってくるところだが、まだ何かあるらしく…4枚の絵を年代順に並べてうまい具合に重ねてみると、なんと1枚の絵になったのだ。

1枚の絵に映し出されたのはチューリップの花。「まあ、チューリップ!」と驚き、泣き出す百合子。チューリップは光弥との思い出の花だそう。

この演出にネットでは「感動した!」「良いシーンだ!」と感激する声があふれている。

こんな素敵な夫婦だからこそ、西園寺は心を許したのかもしれない。

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■第6話 あらすじ