上川隆也『執事 西園寺の名推理』完璧執事に奥様・八千草薫も「素敵」連呼

『執事 西園寺の名推理』の会見に上川隆也、八千草薫、佐藤二朗、岡本玲、里見浩太朗、浅利陽介、古谷一行が登壇

13日夜8時スタートの新ドラマ『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系)の放送に先がけ、11日都内で試写・会見が行なわれ、主演の上川隆也をはじめ、八千草薫、佐藤二朗、岡本玲、里見浩太朗、浅利陽介、古谷一行が登場した。

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■共演者が上川の完璧ぶりを絶賛

上川隆也演じる主人公・西園寺一は「パーフェクトな執事」で、優雅で上品、しかもチャーミングな奥様に、完璧に仕えるキャラクター。番組の見どころを聞かれた場面では、

「私の私見で申し上げていいのであれば、奥様です。かわいらしさに、ぜひ注目していただきたい」


と、執事として「正解!」なコメント。

ちなみに登場した時から、その美しい立ち姿はまさに「パーフェクトな執事」を体現するような佇まい。会見ではそんな上川に、共演者たちが「完璧」「パーフェクト」と称賛しまくり。

まず、数々の事件現場で西園寺と出会うことになる、城南第一署刑事課刑事・丸山昭雄役の佐藤二朗が、本作の見どころを「上川さんの完璧な執事ぶり」とコメント。

前日、一緒に第1話を観たという「嫁」が、「あー。いい!」と何回も言っていたと語り

「世の女性たちが、心奪われるのは間違いない」


と断言した。

伊集院家のメイドで、明るく気が強い前田美佳役の岡本玲は、西園寺の奥様へのサービングやアテンドの素晴らしさを語った上で、

「現場で急に殺陣をすることになっても、本番で完璧な動きをする。謎解きでは台本に書かれていない情報まで、披露することがある」


と、西園寺としてだけでなく、上川本人のパーフェクトさにも驚きが大きいようだ。

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■チャーミングな奥様もメロメロ

西園寺が仕える奥様・伊集院百合子を演じるのは、いくつになっても愛らしくチャーミングな大女優・八千草薫。

「何しろ上川さん、素敵です。本当に。私は車椅子に乗っていて、いつも後ろにいらっしゃる。会話する時も、顔が見られないけど、時々前にいらして、『素敵!』って。(笑)


あんなに硬いセリフも力強くおっしゃって。今までいろいろ拝見してますけども、今度の姿が一番お似合いかなって思うくらい、素敵です」


上川が「奥様のかわいらしさ」を見どころと言うのに対し、八千草は「西園寺が素敵」という、役を超えたお互いの信頼関係に取材陣もうっとり。


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■パーフェクトな執事・西園寺がいたら

そんな「パーフェクトな執事」西園寺がいたら、何をしてほしいか? を聞かれた共演者たち。

佐藤は晩酌の飲み相手になることを希望。「上川さん相手に、クダを巻きたい」

27歳で適齢期の岡本は、「結婚相手を連れてきてほしい。きっと完璧な人を連れてきてくれる」と切望。

西園寺に厳しく指導される新米執事・澤田慎次役を演じる浅利陽介は、ちょっと予想外だったようで、突如、上川の好きなことを聞き始めて笑いを誘いつつ、「ゲームしたいです。家に、今日のオススメを持ってきてください」とお願い。

なぜか西園寺の存在を注視している元・警察庁長官の大物政治家、大川龍之介を演じる古谷一行は、舞台の稽古中でなかなかセリフが憶えられないとのことで、「私の隣で完璧なプロンプ(プロンプター:演技中の俳優に陰からセリフを教える人のこと)を!」と、その本気めいた言い方に報道陣も大笑い。

奥様・百合子と深い愛情で結ばれていた亡き夫で、財界の重鎮。伊集院光弥役の里見浩太朗は、「新聞を読むのが面倒なので、横で毎日、新聞を隅から隅まで読んでほしい」と依頼。

そして八千草は「言うことないですね。こういう執事さんがいれば、もう本当にいいですね、とつくづく思います」と、しみじみ。


結構なムチャ振りもあるこの要望に、上川は

「人によっては結婚相談所に行けとか、友達作れとか、いろいろと言いたいことはあるんですけど、お一方だけ『いてくださればいい』とおっしゃってくださった、八千草さんの元へ参りたいと思います」


と、“やっぱり”な回答。

チャーミングな奥様とパーフェクトな執事・西園寺の関係は、鉄壁のようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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