漁師から直接お取り寄せ! 「サメはトロに匹敵するほど激ウマ」って本当?

見た目が怖いサメ。そんなサメを丸々1匹、プロの料理人に調理してもらうことに。

さめの顔

水族館でよく見る「サメ」。あんなに怖い顔をしているが、実は激ウマなのを知っているだろうか。フカヒレやキャビアといった高級料理のイメージが強いが、刺身もおいしく、しかも安いそう。

そこで、早速しらべぇ取材班も取り寄せて試食してみることに。


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■漁師から直送

今回は農家・漁師から直接お取り寄せができる『ポケマル』を使って、秋田県の漁師・山本太志さんから「アブラツノザメ」を取り寄せてみた。

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(画像はポケマルのスクリーンショット)

これでサメの準備は完了…だが、まるまる1匹届いても、捌ける人は社内にいない。そこで、プロの料理人に頼むことに。

サメを持って記者が向かったのは、高知県のアンテナショップ『まるごと高知』内にある、地元食材の料理が楽しめるレストラン『おきゃく』。

おきゃくスタッフ2

捌いてもらうのは、ここで料理長を務める山下裕司氏(写真右)だ。

届いたアブラツノザメを取り出してみると、飲食店で使う大き目のまな板でもはみ出てしまう大きさ。おいしそうというより…ちょっと怖い。

サメ捌き1

まずはヒレを切り落とす。よく知られている「フカヒレ」になる部分だが、作るのはかなり面倒なんだとか。

続いて、お腹の部分を切っていく。捌くスピードが早すぎて撮影が追いつかない…さすがプロだ。

サメ捌き3

お腹を開くと、ほんのりピンクがかった白身が姿を現す。見た目は、まるで白子のよう。

サメの節

これは脂身です! と言われたら、信じてしまいそうなくらい白い。名前にも「アブラ」が付いており、かなり脂が多そうに思うが…。さっそく料理長がオススメするサメ料理4品を試食してみることに。

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①サメのたたき

サメのたたき

まずは高知県の郷土料理「カツオのたたき」風に、「サメのたたき」を作ることに。

表面を炙ったことで香ばしさが加わり、少し身も柔らかくなる。うま味が濃いのでそのままでもいいが、醤油かポン酢をつけてもおいしい。

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