接客業に「ブラックリスト」は存在する? リアルな実態に共感続々

接客業の「ブラックリスト」事情とは……?

2017/12/27 07:30

ホテル
(AID/a.collectionRF/Thinkstock)

接客業を経験した人の中には、「要注意顧客」に遭遇したという人も少なくないのではないだろうか。

女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』にて、接客業における「ブラックリスト」の実態についてのトピックが投稿され話題となっている。


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■「カルテに注意書き」歯医者の切実な事情

投稿者は、歯医者に勤めているという女性。彼女の職場では、無断キャンセルや予約変更を繰り返すお客に対して、カルテに「要注意人物」と分かるような表記をする対策をとっているという。

そこで投稿者は、他の接客業において、いわゆる「ブラックリスト」の実態はどうなっているのかと問いかけている。

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■「要注意人物の情報は共有」中には出禁も

こちらのトピックには、接客業の経験のあるユーザーから「要注意人物の対応」などについて様々な情報が寄せられている。

「ブラックリスト」が実在するというところや、迷惑客に対する対応が決まっている、といったケースもあるようだ。

・前勤めていた飲食店で、要注意リストがあって店長の予想通り結局警察沙汰になり「出入り禁止」になった 。そのうち1人は自分も捕物の現場にいた(酔ってクレームつけて無銭飲食しようとした)


・似たようなものならあります 。小さい子のスイミングスクールなんですがめんどくさい親御さんは見えないようにですがカウンターにメモがあります


・パチンコ屋でバイトしてたとき、防犯カメラの静止画の顔写真付きブラックリストがあった


・ネット通販関係の仕事ですが 、ブラック顧客は、山ほどいます


対応に苦慮する人の情報共有…といったものから、警察沙汰となった案件まで。切実な事情に共感の声を寄せるユーザーも。


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■「お客様は神様」豪語する人はごく少数

しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,365名を対象に「お客様は神様だから偉そうにしてもいいと思う」人の割合について調査を行ったところ、「はい」と回答した人は全体で6.3%という結果に。

割合としては「ごく一部」の人なのだろうが、客という立場であれば横柄な態度をとってもいい、と思っている人は存在しているよう。

従業員を守り、大きなトラブルを防ぐためにも「ブラックリスト」は必要なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)

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