松本人志がバラエティ番組の現状に嘆き節 「今後テレビでは難しくなってくる」

松本人志がバラエティ番組の現状について持論を展開。

■「主婦層に噛み合わない」と嘆き

これに対しゲストのモーリー・ロバートソンは「Twitterのトレンド上位は大抵テレビ番組。『テレビはダメだ』と言われてるわりにはずっとツイートしている」と指摘する。

松本もこの意見については「そうなんですよね」と同意。しかし、「(急上昇ワード上位に入って)メチャクチャ上がっているなあと思って視聴率みたらメチャクチャ悪い」と肩を落とす。さらに、

「今テレビで主婦層にハマらなかったら絶対視聴率なんか取れないからね。俺が面白いと思うことは主婦層の人は『ぜんぜんっ』面白いと思わないみたいやからね。『まぁったく』噛み合わない。『びぃっくり』するくらい噛み合わないよね、ホントに」


と、嘆く。その力強さは、秋元優里アナウンサーが「なんでそんな力を入れているんですか」とツッコむほど。

ダウンタウン出演番組については、比較的攻めた内容である『水曜日のダウンタウン』(TBS系)がしばしば批判されているうえ、ほかの番組についても「ファンからは好評だが視聴率はいまひとつ」な状態が続いている。

『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃめちゃイケてるッ!』の終了は、「明日は我が身」だけに、本音がでてしまったのかも。


関連記事:賛否両論の正月特番 テレビ離れが叫ばれる若者はどう思っている?

■ネットの声は様々

1990年代からテレビのバラエティ番組を引っ張る存在の松本が今後について悲観的な見方を示したことについて、ネットからは様々な意見が。


関連記事:松本人志、秘密にしてきた謹慎芸人への贈り物に視聴者衝撃 「神…」

■テレビの今後は…

番組ではモーリー・ロバートソンが、

「テレビの愛情が異常に若い人も含めて強いと思う。テレビがダメだというと上から目線で『またテレビが不祥事だよバカじゃねえの』と、やるわけですよ。


ところが、それは自分が議論に食い込んでいるから。テレビが主導したテーマに食いついているわけで、テレビなんかなくても考えつくわけではない」


と話し、まだまだテレビにも可能性があり、人々から注目されている存在であると指摘した。

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代までの男女1,387名を対象にテレビについて意識調査を実施したところ、「好き」と答えた人が48.4%存在している。

テレビに対する意識や環境は変わっていても、その需要は、まだまだある。松本には「難しい」といわず、時代に合わせた番組を作ってほしい。

・合わせて読みたい→坂上忍、人気番組『イッテQ』を盛大に勘違い ダウンタウン松本「嘘でしょ?」

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治イラスト/ミキシマ))

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1,387名(有効回答数)

【Amazonセール情報】ココからチェック!