『笑っていいとも』3年半ぶりの復活 タモリ「また見てくれるかな」にファン歓喜
『とんねるずのみなさんのおかげでした』で『笑っていいとも!』が復活！ タモリや笑福亭鶴瓶が登場し完全再現
2014年3月31日、『笑っていいとも!』（フジテレビ系）は通算8054回の放送を終え、昼の楽しみを失ったファンは嘆いた。
その嘆いたファンが歓声を挙げている。28日『とんねるずのみなさんのおかげでした』（フジテレビ系）で『いいとも』が3年半ぶりに復活。変わらぬタモリ（72）の姿が放送されたからだ。
■3年半ぶりの『いいとも』
この日、同番組は30周年を記念したスペシャルを放送。よく見ると『祝っていいとも』になっているが、完璧に再現した『いいとも』のセットで、とんねるずがオープニングソングを踊り、歌い上げる。
歌い終わり登場したタモリは恒例の拍手芸、観客が沸く。「どうしてもタモリさんに祝って欲しくて。このセットで絡みたかった」と語るとんねるず。
「何をやってんだよ、おかしいだろコレ。こういう雰囲気で出てくるとなんか気持ち悪いんだよね」と感想を述べたタモリの、「今日は祝ってくれるかな?」がスタジオに響いた。
■人気コーナーも再現
『いいとも』の人気コーナーであるテレフォンショッキングも再現。様式美とも言える、『いいとも』のやり取りを司会のとんねるずが真似ると、タモリも「全体的に軽くバカにしてるだろ」とツッコむ。
「タモリさんが褒めてくれたから、ここまでやってこれた」とんねるずが、タモリへの想いや思い出話を語る。
レギュラーを務めた笑福亭鶴瓶（65）は「歴史ある番組を3年でパロディしたらあかん」としながらも、「とんねるずだからノリでやれた」と絶賛。番組30周年の祝辞とフジテレビへのエールを贈った。
■「また見てくれるかな?」にファン歓喜
最後はタモリの「明日も、また見てくれるかな?」で祝って『いいとも』は幕を閉じた。視聴者もこの突然の『いいとも』復活に興奮を隠せない。
明日もまた見てくれるかな
ってこんなに泣ける言葉だったっけか…— えちこ🍓 (@__echi5chan) September 28, 2017
#笑っていいとも
最後のタモリさんのあのマイク持って『明日もまた見てくれるかな。』
｢｢｢いいともーーー！！｣｣｣
ってやつにマジ泣きそうになった…ねえフジテレビさん…復活させましょ…😭
— 塩です (@tennennoshio) September 28, 2017
こうゆう感じのテレビが今必要なのかな。
なんかこうゆうテレビ久しぶりに見た気がするので。
懐かしい感じがする。スタッフさんも楽しそうだ。
#とんねるずのみなさんのおかげでした#祝っていいとも#笑っていいとも
— ゆずこ🐥📎📎🖇📎 (@y_y_t_a_k) September 28, 2017
「笑っていいとも」のないお昼12時に少しは慣れたつもりでいたのに
思い出させんなよとんねるず！— Ｍᗩっ☪︎☪︎ (@pwh_666) September 28, 2017
https://twitter.com/amagiri_tks/status/913394557861060609
タモリさんがあのセットの前に立っている姿は感動的でもあったなぁ
でも、笑っていいともが終わってから3年半も経つのか…時の流れは早いなぁ#とんねるずのみなさんのおかげでした
— 近江路快速 (@oumizikaisoku) September 28, 2017
長寿番組や大御所芸人、時に「偉大なるマンネリ」と評される。その代表格とも言える『いいとも』の復活は、視聴者に大きな「サプライズ」となったようだ。
■フジテレビは時代に合わない？
しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女1,361名を対象に「最も今の時代にあっているTV局」を調査。
フジテレビは男性では9.4%で6位、女性は5位の10.1％と、男女ともに「時代に会っていない」評価を受け、ネットでは厳しい声も散見される。
とんねるずも「時代遅れ」だと言われがちだが、今回のように、視聴者が求める「過去の良かったもの」を正しく取り入れれば、視聴者は素直に「面白い」と評価する。
フジテレビもとんねるずも、いまの時代には合わないかもしれない。やみくもに進むのではなく、一度立ち止まって振り返り、視聴者が喜ぶものを模索してほしい。
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（文／しらべぇ編集部・サバマサシ）
対象：全国20代～60代の男女1,361名（有効回答数）
