清水富美加で注目 宗教は人を幸福にする?不幸にする?

清水富美加

12日に突如、「幸福の科学」への出家を発表し、大きな話題を集めている女優・清水富美加。17日には、『全部、言っちゃうね。』と題した告白本もスピード出版している。

その中で、「7年間、死にたいと思ったが、出家して以降はそう思うことがない」といった記述も。

本人としては幸福を感じているのかもしれないが、一方で、すでに撮影済みシーンがあった映画が撮り直しになるなど、周囲には不幸をもたらす出来事だったとも言える。

実際に宗教は、人を幸せにするのか? むしろ不幸をもたらすのか? しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,400名に調査したデータから見てみよう。


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■宗教を信じている人は7割

宗教

まず、伝統宗教・新興宗教をふくめ、何らかの宗教を信じている人は7割に迫る。あまり日常生活に宗教的なにおいを感じにくい日本ではあるが、無宗教の人は少数派のようだ。

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■無宗教の人は不幸を感じている?

宗教を信じている人・無宗教の人、それぞれに対して「今の自分が幸せだと思えない」割合を調査したところ…

宗教

宗教を信じている人で「今が不幸」と考えている割合は、3人に1人。一方、無宗教の人では5割に迫った。

本人の自覚という意味では、何かの宗教を信じている人のほうが、今の生活を幸せと受け入れやすい傾向が見える。


日本では、信教の自由が認められており、それぞれが幸福を追求する権利も憲法13条で認められている。

一方で、宗教の中には教義が先鋭化したものもあり、幸福を追い求めた結果、周囲が不幸になる場合がないとは言えない。また、7割が信じている宗教も、それぞれ教えが異なるだろう。

宗教が、他の宗教や無宗教の人をふくめた社会と共生していくためには、「自らの幸福と他者の不幸」のバランスをとることが求められるのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・あくむちゃん

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,378名(有効回答数)

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Sirabee編集部

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