手洗い・化粧室・WC・雪隠…呼び方いろいろ「トイレ」を表す言葉

(DenBoma/thinkstock)
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トイレ博士佐藤満春です。今回はしらべぇ編集部に届いた40代男性のトイレの疑問にお答えします。

「トイレって何語?」


たしかに、よく耳にする言葉でも語源は知らずにいることも多いと思います。

「トイレ」とは英語で言う「toilet (もしくはtoilet room)」の略です。しかし、英語でトイレのことは「rest room」や「bath room」と表現することが多いようです。


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■トイレの語源

toilet の語源はフランス語で「身支度(化粧)」を意味する「トワレット」であることから英語でもどちらかと言うとそういった意味合いがあるそうです。

そもそもはラテン語の「テラ(tela)」。日本語の「布」の意味に由来するそうで、化粧のときに下にひく布のことからそう呼ぶようになったそうです。

ちなみに、よく使われる「WC」とはWater Closetの略となります。

水洗便器が普及してから使われるようになった言葉だそうですが、英語圏では実際はそこまで使われない言葉なんだそうです。

現在では、建築の際に表現するくらいに留まっているようなので、海外で使うとやや驚かれるかもしれません。

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■日本での呼び方

日本のトイレもさまざまな呼び方があります。最近のものでは「手洗い」、「化粧室」、「レストルーム」。

古くは「雪隠(せっちん)」、「手水場(ちょうずば)」、「厠(かわや)」などなど数多くの呼び方があります。

最近では「スイッチルーム」と呼ばれて「気分転換をする場所」との意味合いも出てきました。

今後も「トイレ」の呼び方が意味合いによってさまざまに変化していくことでしょう。単純に排泄の場所ではなく、みんなのリフレッシュの場所になっているのはすごく喜ばしいことです。

それではまたどこかのトイレでお会いしましょう。ジャー

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(文/どきどきキャンプ・佐藤満春

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Sirabee編集部

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