食べ方に困るほどデカイ!純喫茶の「コーヒーフロート」が絶品

JR山手線内でもローカルな鶯谷駅。高級住宅街である上野桜木や東京藝術大学の最寄りでもありながら、東口には数多くのラブホテルが密集。

また西口方面には寛永寺の墓地があり、性と死が交差するなんとも摩訶不思議な街である。


■昭和レトロの純喫茶

鶯谷カフェ

そんな鶯谷駅から徒歩5分ほど。ローカルという言葉がピッタリの街並みの中に、レトロな純喫茶がある。その名も『喫茶デン』

鶯谷カフェ

テーブルは5卓のみでアットホームな雰囲気。年季のはいった椅子も、昔にトリップしたような印象である。メニューはパスタやトーストなど、喫茶店によくあるものがずらり。

と、ここまではごく普通の純喫茶だが、このお店のスゴいところはそこではない。

鶯谷カフェ


■コーンデカすぎ! どう食べていいかわからない「コーヒーフロート」

コーヒーフロートを注文すると、ソフトクリームをまるごと逆さまに突っ込んだ物体が登場。いや、実際はアイスの上にコーンを立てた形か。デカさに圧倒され、「むむ、どこから食べればよいのやら」と思う有様だ。

鶯谷カフェ
コーンをはずしてみると、立派なソフトクリームが身を現した。どんなに大きな口を開いても入りきりそうにない、特大サイズである。

ミルキーで濃厚なソフトのあとは、コーヒーのほろ苦さで口の中が引き締められる。 甘さと苦さが、絶妙な味わいだ。

ひんやり冷たい美味しさは、これからさらに暑くなると、よりありがたく感じることだろう。合間に食べるコーンも、いいアクセントだ。

鶯谷カフェ

アイスクリームが逆さに入ったコーヒーフロート。サプライズとウマサが交差した演出は、さすが鶯谷クオリティである。

そんな稀有な存在の街は、『孤独のグルメ』(テレビ東京)の主人公・井之頭五郎もお気に入り。本サイトでも取り上げた名店『鳥椿』もあり、食通にはたまらないスポットなはずだ。

【喫茶デン】
住所 東京都 台東区 根岸 3-3-18
営業時間 9:00~18:30

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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季

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Sirabee編集部

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