割り箸を使いたい人はきれい好き?スリッパとの意外な関係

sirabee1203hasi2

環境破壊につながるとして割り箸の使用を控えようとする動きがある。

一方で間伐材(間引いて伐採する資材に適さない木)や端材が割り箸になるため、むしろ林業にとって重要との主張もある。


画像をもっと見る

■割り箸を使っているのは女性に多い

しらべぇ編集部が20~60代の男女1371人に、「割り箸と洗い箸(普通の箸)があった場合、どちらを使う?」と尋ねたところ、割り箸を選んだのは男性が48.7%、女性が60.4%だった。

sirabee1203hasi3

若い世代では、積極的に洗い箸を使おうと考えている人が多いのか、男女差は小さい。しかし40代以降になると女性が男性を大きく上回る。

関連記事:【子育てクイズ】子供が落としたお箸は拾ってあげる?

■減少する割り箸の消費量

林野庁の調査によると、日本で1年間に消費される割り箸の本数は約190億膳。2005年の260億膳をピークに減りつつあり、2009年に200億膳を割り込んでいる。それでも国民1人当たり、1年間に約150膳使っている勘定だ。

sirabee1203hasi1

190億膳の内6~7割が飲食店での利用だが、外食産業でも割り箸から洗い箸への切り替えを進めるところが増えている。完全に切り替えるまでには至らなくとも、割り箸と洗い箸の両方を用意する飲食店もある。

こうした動きは、環境保護へのアピールだけでなく、値上がりしつつある中国産割り箸に対するコスト削減の目的もあるようだ。

それらに加えて外出時にもマイ箸を使う人が増えていることなどを考えれば、これからも日本の割り箸の消費量は減少していくに違いない。


関連記事:【忘年会でご注意】家族以外は誰でも「直箸」を許せないという人はどれくらい?

■割り箸を使う人はきれい好き?

トイレにスリッパを用意している?」の質問に対しては、割り箸を使いたいと答えた人と、洗い箸の人とで大きな違いが出た。

sirabee1203hasi4

洗い箸の人はスリッパを用意していない人がやや多かったのに対して、割り箸を使いたい人ではスリッパを用意している人が6割を超えた。

潔癖…とはいかないまでも、割り箸を使いたい人に、きれい好きの傾向があるのかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・県田勢
調査qzoo概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名

・合わせて読みたい→【子育てクイズ】子供が落としたお箸は拾ってあげる?

Sirabee編集部

【Amazonセール情報】ココからチェック!